9.05.2020

ウェディングフォトの撮影

嬉しかった。幸せだった。
案の定泣いて、凪に笑われた。
指輪、凪が俺に着けてもいいと思ったらって自分が言ったから、自分から言ったらいけないと思ってたし、撮影の時だけでも着けられたらもうそれだけでいいと思ってた。だから余計に泣いた気がする。
でもこれは凪には内緒。勝手に後ろ向きになってた俺が悪いので。やっぱり俺は馬鹿かもしんない。
幸せの頂点を毎回更新してる気がする。
凪はすごい。



ウェディングフォトって言うか、最終的にフォトウェディングになった気がする。
ハンドメイドもいいとこなウェディング。
2人分のタキシードは俺が仕立てて。
カメラマンはいつもハルで。

自分が浮かれてるんだなーとは思ってたけど、本当に浮かれてたんだなって自覚した日だった。


いつもは縫製する時に神経使うからって逃げがちな生地で仕立てたタキシード。
所謂ウェディングサテンっていうのに分類されるやつ。
ちょっと糸引っ掛けただけでも引き攣れたりする生地。
地の厚いものを選んで、色もそれぞれの(俺の勝手な)イメージカラーに寄せて、デザインだってちょっとずつ違うけど揃いになるように。
この為にウェディングドレスとかタキシード扱ってるサイトをめちゃめちゃ見まくって、研究してデザインした。

教会っぽい内装のスタジオも探して、ブーケには凪の誕生花を混ぜて。
足の先まで小物も全部用意して。
凪には身一つで来てもらっていいように。

当日はやっぱり緊張した。
撮影なんてなんだかんだやってるから、大丈夫だとは思ってたし、撮影中は凪にバレないように頑張ったけど。
ハルにカメラ頼んで正解だったかな、なんて思うくらい。

写真に映えるようすこーしだけ凪にメイクもしたんだけど、元々凪の顔も大好きなんで、最初っから俺の心臓がちょっとヤバかった。
いや格好良すぎでは???ってずっとなってた。
タキシード頑張った甲斐があったよね。めちゃめちゃ報われた。
いつまででも眺めてられるなぁって。俺の旦那本当格好良い。

まぁ、そんなことは時間もあるしできないから、凪が緊張しないように雑談もしながらの撮影。
ハルの思い付きでポケットチーフを整えてる所だったり、ブーケ持って格好を付けてみたり。
いつもの撮影なら服を目立たせる用に撮るんだけど、表情だたり雰囲気だったりを重視して。
元々がキス魔なんで、何度かそのままキスしそうになってたことはナイショ。
理性で頑張りました。

最期にって指輪の交換。お互いの薬指へ、俺の作ったプラチナリングと、2人で選んで凪が送ってくれたゴールドリングを一緒に。
指輪が2本。
変わってるかもしれないけど、2人の想いの結果っていうことで。
んで、まーーーーーた泣いて。
俺節目で毎回ギャン泣きしてるから、自分でもちょっと予想は付いてたんだけどさぁ…。
ぐっずぐずな顔は写真に残せない(恥ずかしいしね!!!)から、撮影中は凪に励まされながら気合で堪えた。堪えられた、と、思うよ。多分ね。
凪には案の定って言われたけども。
それでも、記念になるって、撮れて良かったって言ってくれたから、幸せ。

撮った写真は、厳選してから額装してリビングに飾るつもり。
沢山撮ってもらったからね、全部飾ってたら壁が埋まっちゃう(笑)
飾る枚数が少ないから愛情が少ないなんてことはないし、これから先に撮った写真も飾りたいし?
ウェディングフォトの周りに旅行した時とか、なんでもない時の写真が並ぶのって最高では?なんて思ってるよ。